5/13 update
◆こんにちは。
G-sectionです。ナイトメア・プロジェクトへのご来訪、有難うございます。
■こんな経験はございませんでしょうか?
同じ体験をしたはずの友人と記憶が食い違っている…
すごい出来事があったのに誰も覚えていない…
絶対に本を貸したはずなのに、「絶対に借りてない」と言い張られた…
そんな事で言い合いになる事はございませんか?
私は多々ありますが、一番納得できなかったのは、友人と釣りをした時のお互いの記憶です。
高校の合宿中に友人と釣りをしていました。
よくある話なのですが、友人の釣った魚が、引き上げた瞬間
ぽちゃん…と逃げたのです。
友人はそれをすごく悔しがり、合宿中毎日何度も言っていました。
そんな事も忘れかけたある日のこと。
「逃した魚はデカかったよね…だってさ、鯛だよ!?30cmはあったもん」
………。
「赤い鯛だった。アレ、金目だよね」
…………。
……………あ。
「いやいやいや、黒かったし、掌サイズだったし」
「違う!絶対に赤かったしデカかった。この目で見たもん」
「黒いって。小さいって。私も見てたって!」
そして時が経つにつれ、一瞬しか見ていないはずの鯛の姿形、目の動きまでもが、詳細に語られるようになりました。
人の記憶って、
『ありもしない出来事を思い出す』事や、
『違う内容で上書きする』事があるそうです。
嘘の記憶を本当の記憶と思ってしまうのですね。
実際に実験が行われた事もあるそうなので、ご興味のある方は調べてみると面白いかもしれません。
私は友人の記憶の方が操作済みだと思っているのですが、本当のところはどうなのか…今となってはわからなくなってしまいました。
皆さまもそんな記憶はございませんか?
◆それでは、ごゆるりと、優しい悪夢の世界をお楽しみくださいませ…。
G-section