注意:このコーナーは『Seventh Blood Vampire・本編』とはあんまり関係ありません。
第9回:スペシャル・スペシャル・サンクス!
レナ:
「前回はちょっと難しめの思い出話だったから、今回は気楽に聞ける思い出話にするね」
「開発の思い出をプログラマーに聞きに行ったとき、『やっぱコレだよね~、ていうか、この思い出しか浮かんでこない』っていう話になったの」
「これを紹介しとかなくちゃ!」
フレディ:
「おお、いーね!裏話っぽい!」
「で、何の思い出?」
レナ:
「○△ーズ!」
フレディ:
「え?…有名なファミレスの?」
レナ:
「そうそう。7thBVはいろいろ事情があって、後半は特例的に社外で打ち合わせをしてたの」
フレディ:
「へー!」
レナ:
「それでね、その打ち合わせ場所に○△ーズを利用させてもらってたんだ」
フレディ:
「ファミレスで打ち合わせ…うーん、社会人ってカンジだねえ」
レナ:
「ピーク時には週一で○△ーズ行ってたから」
「7thBVは○△ーズと共にあったと言っても過言ではないのです」
フレディ:
「でも、なんで○△ーズなの?」
レナ:
「場所的にちょうど良かったし…それに、ノートパソコンを広げるから、テーブルが広めでないとね」
「あとドリンクのおかわりがあるんだもん!しかもテーブルまで持ってきてくれるし!」
フレディ:
「ノートパソコンにドリンクおかわり…?」
「…それって、結構、長居なのでは…」
レナ:
「うん。常に長居だった」
アーウィン:
「迷惑な」
レナ:
「で、でも!ちゃんと毎回がっつりお食事してたし!」
「それに店員さんはいつも丁寧で親切だったよ!」
アーウィン:
「天下の○△ーズですからね」
レナ:
「…一応、○△ーズばっかりじゃ悪いかなと思って、他の喫茶店にも行くことがあったのよ?」
「けど…やっぱり最終的には○△ーズなのよねえ」
フレディ:
「なんで?」
レナ:
「机の高さとか広さとか、混み具合とか、ご飯とか、いごこちとか」
「あんまり通いすぎて<打ち合わせ=デニ会><打ち合わせします=デニります>という言葉まで生まれたわ」
フレディ:
「そ、そう…」
レナ:
「できればスタッフロールのスペシャルサンクスに載せたいくらいだったんだけど…」
「迷惑かけるといけないもの。我慢したの」
アーウィン:
「それが迷惑ならコラムで言われても迷惑だと思いますけどね」
レナ:
「でも、コラムなら、万が一のことがあったら、ささっと消せるし!」
フレディ:
「なるほどねー…何がなんの役に立ってるかわかんないもんだね」
「○△ーズの店員さんは、まさか自分たちが7thBVの開発を支えてたとは夢にも思ってないだろうなあ」
レナ:
「この場を借りてお礼言わせてもらうね」
「いつも長居してごめんなさい。それから、ありがとうございました!」
「それからついでに…もうひとつのスペシャルサンクスもご紹介しちゃいます!」
「じゃーんっ、W42K!(←ケータイの機種名です)」
フレディ:
「また、えらく限定的な…」
アーウィン:
「なんでそれが“スペシャルサンクス”なんです?」
レナ:
「このコは開発機として担当者がずっと持ち続けてたの」
「知ってる通り、7thBVは開発期間がちょっと長くなっちゃったでしょ?」
アーウィン:
「…ちょっと?」
レナ:
「その間、ずーっとこのコは担当の手元にあって…」
「調子の良いときも悪いときも、不満も言わずに開発につきあってくれたんだって」
フレディ:
「そりゃケータイだからね。言わないよね、不満は」
レナ:
「もう戦友なの。病めるときも健やかなるときも、長い開発を一緒に耐え抜いた戦友なの!」
フレディ:
「そ、そう…」
アーウィン:
「でも、おかしいですね…W42Kは7thBVの対応機種表に乗っていませんけど」
レナ:
「そうなの!!ずっとこのコと頑張ってきたのに…」
「このコは非対応になっちゃったのー!!もう古いって!!」
フレディ:
「だめじゃん!!」
アーウィン:
「…開発期間が長いとこういう悲劇も起こる、と」
第10回へ続く…。