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情報通信&エンターテインメントで世界に飛躍する!<br>~確かなグローバル成長へ向けて強固に基礎固め~情報通信&エンターテインメントで世界に飛躍する!
~確かなグローバル成長へ向けて強固に基礎固め~

代表取締役社長 山口 正則

さらなる成長へ向けて第45期は強固な基礎固めに集中さらなる成長へ向けて第45期は強固な基礎固めに集中

 2016年3月期(第45期)は、遊技台部品事業およびホールシステム事業が関わるパチンコ市場の低迷とモバイルデータソリューション事業における販売計画の進捗の遅れから、売上高は前年同期比16.3%の減少となりました。利益面では、減収の影響に加えてモバイルデータソリューション事業およびその他事業への先行投資を行った結果、営業利益は前年同期比82.1%の減少、経常利益は同91.0%の減少、親会社株主に帰属する当期純利益は同89.7%の減少となりました。前期に発生したホールシステム事業の貸倒処理した債権の一部は回収に至ったものの、前年同期比で減収減益という結果になりましたことを、株主の皆様に深くお詫び申し上げます。

成長分野の先行投資を加速成長分野の先行投資を加速

 当社は"夢・挑戦・創造"をスローガンに性能・信頼性・品質に優れた高付加価値な商品とサービスを開発・提供し続けています。近年はスマートフォンの普及とセレブライト社の高品位な技術力に着目し、モバイルデータソリューション事業を当社の収益に貢献する主軸事業に育成しました。このように大きな変動・変革が生じている市場にビジネスチャンスを見出し、グローバルに事業展開をする成長事業の育成に積極的に取り組んでいます。
 当期におきましても、既存事業で培った基礎技術を活かした新商品・新サービスの研究・開発を積極展開するとともに、幅広い市場性と成長が見込めるAR/VR※分野をはじめとする成長事業への先行投資を加速しています。

※AR(Augmented Reality、拡張現実の略)、VR(Virtual Reality、仮想現実の略)

■遊技台部品事業
 パチンコ市場全体としては低迷しているものの、遊技台市場における当社技術力への評価は高く、成長余地は十分にあるものと考えます。当社では遊技機メーカーとの連携を強化し、プレイヤーの支持を得る商品開発に努めることで、増収増益につなげていきたいと考えています。

■ホールシステム事業
 他社システムとの連携も可能な高機能な呼出ランプ「台上演出装置プレボEX」を開発し、販売を開始しました。また、これまで培った店舗管理技術の横展開を図るべく、飲食店市場に店舗システムを提供するジャストプランニング社と提携し、新たな市場への取り組みも進めています。

■モバイルデータソリューション事業
 世界的なサイバー犯罪捜査の需要増を受け、当期は各国販売拠点の拡充や開発強化を行ったことにより固定費が増加、販売計画の遅延も発生したことで一時的に業績が停滞する結果となりましたが、中長期的な成長に影響を及ぼすものではないと考えております。
 犯罪捜査機関向けのモバイルフォレンジック事業では、2016年4月にインターポールとのパートナーシップ契約を締結するに至りました。今後はインターポールを通して世界各国の捜査員向けに、当社機器を使ったフォレンジックトレーニングが実施され、当社機器の需要はさらに高まるものと期待しています。
 今後も故障診断サービス、端末の初期化、中古流通支援サービスなどを拡充し、携帯端末のライフサイクルすべての市場を対象にしたソリューションを展開していきます。

■その他 「M2M事業」
 クラウドの普及と共に、IoT(Internet of Things)を活用したスマートファクトリーの実現に向けてM2M(機器間通信)市場が急速な拡大を続けています。
 M2M事業では、Bacsoft, Ltd(. バックソフト社)のクラウド型ワイヤレスIoTプラットフォーム「Bacsoft IoTPlatform」(これまでの「M2MGrid Platform」から改称)の展開により、国内市場でも産業機器・エネルギー管理・農業などの分野で初期導入案件が増加しています。
 当社ではバックソフト社とのより強固な連携を目指して、2015年8月に同社を子会社化しています。バックソフト社が持つクラウド型サービスと当社の高いハードウエア技術、これを融合し世界規模で需要が拡大するクラウド型ワイヤレスIoTプラットフォームの販売展開を加速していきます。

■その他 「ゲームコンテンツ分野」「VR分野」
 これまでも独創的なコンテンツを多数シリーズ化してきましたが、ニッチなファン層を確実に確保しながら、収益性の向上を図っていく他、『PlayStation VR』に向けたゲームコンテンツ開発へ積極的に参加していきます。

■その他 「AR分野」
 2015 年4 月に資本提携したInfinity AugmentedReality,Inc(. Infinity AR社)の空間認識技術を活用し、当社独自のAR(拡張現実)コンテンツの開発を加速しています。2015 年10 月にはイスラエルのLumus Ltd.(Lumus社)と業務提携し、高精細で視野角の広いメガネ型のウエアラブルデバイスを開発しました。これらの技術により、現実世界と仮想世界の融合は、より高度なMR(複合現実)の段階にまで進めることが可能です。
 当社は、Infinity AR社およびLumus社の技術を活用したARシステム『AceReal』のデモ機を「ウエアラブルEXPO」などで公開するとともに、事業化に向けた商品開発を進め、AR市場での飛躍的な成長を実現していきます。

■その他 「O2Oソリューション分野」
 米国のSUNCORP USA, Inc.が開発を進めるプロジェクトを、O2Oソリューション事業の一環として育成したいと考えています。当社がこれまで蓄積した技術力・ネットワーク力を結集して、例えばお客様のスマートフォンからレストランのおすすめメニュー等を来店前にオーダーするなど、オンラインと実店舗の融合を促す高度なO2Oソリューションの提供を目指します。

ハードからソリューションへ、新たな挑戦がスタートハードからソリューションへ、新たな挑戦がスタート

 情報通信関連事業とエンターテインメント関連事業が両輪となって中長期的な成長を牽引する事業体制を目指し、当期は成長事業への積極的な投資を行いました。今後は、ハードウエア主体からソフトウエアとハードウエア双方のノウハウを必要とするトータル・ソリューションの提供へと、当社の果たす役割が大きくシフトしていくことを確信しています。
 現在、その他として位置づけられるARやVR分野、ゲームコンテンツ分野、O2Oソリューション分野の各プロジェクトですが、市場の成熟や事業の進捗を見据えながら正式に事業部として発足させ、成長を積極的に取り込むことができる組織への転換を図っていきたいと考えています。
 こうした成長分野への継続的な投資と組織再編による既存事業の活性化は、当社の創出価値を飛躍的に拡大させ、2017年3月期(第46期)は増収増益になるものと見込んでいます。

進化する時代をチャンスと捉えて確かなグローバル成長へ進化する時代をチャンスと捉えて確かなグローバル成長へ

 当社は、財務の健全性を維持しつつ、株主の皆様に長期安定的な配当と、業績に応じた増配等による利益還元を行うことを基本方針としています。当期(第45期)の期末配当につきましては、業績が一時的に停滞したものの中長期的な成長への影響は最小限と判断し、創立45周年記念配当を加えて増配し、20円とさせていただきました。また、業務執行の適法性、妥当性の監査・監督機能の強化と、コーポレートガバナンス体制の強化を目的に監査等委員会設置会社へ移行し、さらなる企業価値の向上を図ってまいります。
 当期において確かなグローバル成長への強力なエンジンを確保した当社は、社員一丸となり、世界を舞台に大きな飛躍を果たしてまいります。
 株主の皆様におかれましては、引き続きご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長 山口 正則

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