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物流における搬送時の温度管理「自動ロガーモード機能」

2020年08月27日

いつも当社の配信メールをお読み頂き有難うございます。
本日は営業の松島より配信させて頂きます。

まだまだ残暑が厳しいですが、皆さま如何お過ごしでしょうか? 今年の梅雨は涼しく、梅雨明けも例年より遅いということもあり身体も慣れないまま猛暑となりましたね。

毎年猛暑が続くと、炎天下の車内の温度上昇に関連するニュースなどを御覧になることもあるのではないでしょうか。

もちろん普段自分たちが乗る車についても気を付けなればなりませんが、日々様々なものを運んでくれる搬送トラックの内部温度は、一体どのようになっているのでしょうか。

物流業界における温度管理の実態

物流業界はコロナ禍においても様々なものを日々輸送し、私たちの生活を支えてくれています。

様々な輸送品がある中で、たとえば医薬品は適正物流(GDP)ガイドライン、食料品は食品衛生法の改正における正確な温度管理の記録・保存が義務化され、安全性向上の取り組みが進められています。
どちらも正確な温度管理の必要性が求められ、その輸送時のセンサーデータの取得や管理などの厳格化が進んでいます。

しかし現在、物流業界で使用されているすべての搬送トラックに、温度管理の機能が搭載されているわけではありません。
温度計自体は搭載されていても、確認および記録作業は人が行っているケースもあり、漏れや誤記などのミスが発生する可能性があります。

輸送時の温度管理に正確さと裏付けデータの取得などが求められ、厳格化が進む今、人的ミスを無くすためにはデータの取得から送信までの自動化が必要かつ重要になってくると考えられます。

今回はそのような正確な温度管理にご利用いただける、おくだけセンサーソリューションの「自動ロガーモード」についてご案内させて頂きたいと思います。

おくだけセンサーソリューションの自動ロガーモード

「おくだけセンサーソリューション」はその名のとおり ”おくだけ" でご使用いただけるように設定されたものがお手元に届くため、温度管理を人の手を掛けずに行うことが可能です。

例えば搬送トラックにおくだけセンサーを取り付けることで、センサーが自動的に輸送中の温度計測を行い、倉庫に設置した親機を経由して計測データをクラウド上で管理をすることができます。

もしも搬送トラックにつけたセンサーと倉庫とで通信ができなくなったとしても、トラック(センサー)側に自動的にデータを蓄積しておくことが可能です。
そのデータ蓄積機能のことを「自動ロガーモード」と呼びます。
そして自動ロガーモードで蓄積されたデータは、配送が終わってセンサーと倉庫との通信が回復した際に、自動的に送信されます。

この機能があることによって、人の手を介さずにデータ管理をすることが可能となるため、人的ミスが発生しません。

利用例

また、輸送中だけでなく倉庫内の温度管理との一元化を求められる場合などにも、簡単に温度管理のソリューションを構築可能となる「おくだけセンサーソリューション」の導入を、ぜひ一度ご検討頂けませんでしょうか?

管理がより厳格化される前に、お問合せをお待ちしております。

関連URL

おくだけセンサーソリューション Ⅱ EX1 スターターセット
https://www.sun-denshi.co.jp/sc/product_service/sensor/okudake_2ex1/

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