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◆こんにちは。
G-sectionです。ナイトメア・プロジェクトへのご来訪、有難うございます。
■時々
「怖い話や体験談を載せてほしい」とご要望をいただきます。
今回は、スタッフの体験談?をご紹介させていただきます。
これは
スタッフの
叔母さん、
叔母さんの長男、
長女、
次男に起きた実話です。
10年以上前のことです。
当時
叔母さんは、どんどん体が麻痺していく病気で入院していました。
すでにほとんど動くことも、食べることも、話すこともできず、会話は50音表を使ってしかできませんでした。
ある日、
長男の奥さんが看病していると、
叔母さんが突然騒ぎ出したそうです。
急いで50音表を用意して聞いてみると
こども うまれる いく
と言ったそうです。
その時期、同じ病院に
長女が出産のために入院していました。
後でわかったのですが、
長女の赤ちゃんが生まれた時間だったそうです。
叔母さんは赤ちゃんを抱くことはできましたが、容態が悪化していき、2週間後に亡くなりました。
* * * * *
その
叔母さんのお葬式も済み、四十九日のことです。
親戚一同としてお経を上げていると、
長女は赤ちゃんが泣くからということで居間へ行き、
長男も
次男も一緒についていきました。
お経も終わり頃になると、居間からいきなり
バッシャーン
と大きな音が聞こえてきました。
びっくりして、すぐに行きたかったのですが、お経の最中だったので我慢をしました。
間もなくお経も終わり、居間へ行くと、庭へ出る窓の網戸が外れて落ちていました。
長女も
次男も泣いているので、
長男に
「何があったの?」と聞くと
「お袋が通った」
と言いました。
突然、網戸が外れて落ちたそうです。
外れる直前、
叔母さんの網戸を開ける時の癖が出てたそうです。
ここの兄弟は歳が離れており、
次男はまだ小学生で、さらに
叔母さんの命日が誕生日でした。
この話をした
スタッフは、思い出すと怖いというよりも悲しくなってくるそうです。
◆それでは、ごゆるりと、優しい悪夢の世界をお楽しみくださいませ…。
G-section