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KDDI LTE対応通信モジュール「KYM11」を搭載したM2Mルータ「Rooster RX160」およびM2Mリナックスゲートウェイ「Rooster GX160」を発売

2014年05月12日
新製品

サン電子株式会社(愛知県江南市、代表取締役社長 山口正則 ジャスダック:6736 以下サン電子)は、KDDI LTE対応通信モジュール「KYM11」を搭載し、最大75Mbpsの高速パケット通信可能なM2Mルータ「Rooster RX160(ルースター アールエックス160)」、およびM2M リナックスゲートウェイ「Rooster GX160(ルースタージーエックス160)」を、2014年7月に発売いたします。

RX160
製品名 Rooster RX160(ルースター アールエックス160)
製品型番 SC-RRX160
標準価格 オープンプライス
発売日 2014年07月発売
GX160
製品名 Rooster GX160(ルースター ジーエックス160)
製品型番 SC-RGX160
標準価格 オープンプライス
発売日 2014年07月発売

Rooster RX160は小型で省電力、ローコストを実現したM2Mルータです。基本ルータ機能に加え、フレッツ光などの有線回線や、VPN(IPsec、PPTP)を搭載しています。また、電波状態による通信エラーを防ぐため、死活監視や定時リセット機能など、無人環境でも安定運用可能な自律接続維持機能(ASC:Automatic Stable Connection)を搭載しています。

Rooster GX160は様々なセンサーからのデータを収集し、クラウド上へ送信するM2Mゲートウェイです。モバイルルータ機能をアプリケーションとして提供し、Java/LUA/C言語でユーザーアプリケーションの開発が可能です。またRX160同様、自律接続維持機能(ASC:Automatic Stable Connection)も搭載されています。

各製品とも、M2M分野における長年の経験と実績に基づき開発され、耐環境性にも優れており、様々なM2Mソリューションに最適な製品です。

なお、Rooster RX160、GX160は、5/14(水)から開催される 2014 Japan IT Week 春「第3回ワイヤレスM2M展」に参考出品いたします。

2014 Japan IT Week 春 「第3回ワイヤレスM2M展」概要

会期:2014年5月14日(水)~16日(金)
会場:東京ビッグサイト(東京都江東区有明3-11-1)西1ホール
小間番号:西1-3
URL:http://www.m2m-expo.jp/

Rooster RX160、GX160の主な特長

最大速度75Mbpsの高速パケット通信を実現

KDDI LTE通信モジュール「KYM11」を内蔵し、上り25Mbps/下り75Mbps (ベストエフォート)の高速パケット通信に対応しています。

外付けSIMに対応

従来のKDDI通信モジュールと同様、OTA (Over The Air) 機能を搭載し、無線 (auネットワーク) を利用して回線の開通・解約を行うことが可能です。また外付けSIMのインターフェイスも搭載し、幅広いお客様のニューズに対応可能です。

コンパクトなサイズながら、多様なルータ機能を搭載

筐体はRooster RX160が、127(W)×81(D)×22(H)mm、Rooster GX160が 117(W)×92(D)×35(H)mmとコンパクトなサイズながら、基本ルータ機能に加え、フレッツ光などの有線回線や、VPN機能(IPsec、PPTPサーバ(Rooster RX160のみ))に対応し、高セキュリティーなネットワークの構築が可能です。

低消費電力を実現

Rooster RX160では、「おやすみモード」を搭載し、通信を行っていない待機時には低消費電力状態(0.3W)となり、従来製品(Rooster H100)と比べ消費電力93%Downを達成しました。また通常の待機時においても70%Downを実現しました。Rooster GX160では、「スリープモード」を搭載し、データ受信を行わない間等、メインCPUをスリープ状態に出来ます。

広い温度範囲、各種電源電圧に対応可能。

動作温度範囲を-20~60℃とし、電源電圧もRooster RX160が5~24V、Rooster GX160が12~20Vを実現し、様々なM2M市場の環境下でも対応が可能です。加えてRooster GX160では、瞬停検知機能も搭載しております。

自律接続維持機能(ASC:Automatic Stable Connection)を搭載

電波状態による通信エラーなどを防ぐため、定時リセット設定や、死活監視など、自己復帰が可能な機能「ASC(Automatic Stable Connection)」を搭載し、無人環境下でも安定運用が可能です。

電圧センサ、温度センサを搭載

現場の環境確認の手段として、電圧センサと温度センサを搭載しております。ログ等から障害発生時の環境条件が確認でき、障害発生の問題点の切り分けを行う事が出来ます。

開発環境

Rooster GX160では、SDKをご用意しており、ユーザーアプリケーションの開発が可能です。また、Java、LUA、C言語での開発も可能となります。

ハードウェアの拡張性

拡張ボードにより、各種インターフェイスやデバイスの追加が可能となります。今後、無線LANモジュールボード搭載モデル予定しております。

※Rooster(ルースター)とは
サン電子株式会社が提供する、M2Mネットワークへつながるゲートウェイ、ルータ、アダプタなどの製品総称です。
通信モジュール内蔵のルータや、通信アダプタセット、リナックスゲートウェイなどのシリーズで展開しています。
BEMS、太陽光パネルなどエネルギー監視システムや、自動販売機などの中に組み込まれ、課金データや在庫データをセンターへアップロードする等、M2Mソリューションの分野で広くご利用いただいております。

関連URL

ニュースリリースURL
https://www.sun-denshi.co.jp/sc/press/newsrelease/140512_rxgx160.html

Roosterの商品URL
https://www.sun-denshi.co.jp/sc/product_service/router/

※仕様は予告なく変更される場合がございますので予めご了承ください。
※OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。
※「Rooster」はサン電子株式会社の登録商標です。
※その他、記載されている社名、製品名等は、一般に各社の商標または登録商標です。

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