製品・サービス

ハードウェア技術とソフトウェアを融合した
製品とサービスで、
お客様ひとりひとりにあわせた最適解をご提供します。

GX160 Roosterシリーズ

KDDI LTE対応通信モジュール「KYM11」搭載型

GX160
  • 品名

    GX160 SC-RGX160

  • 標準価格

    オープンプライス

  • JANコード

    4907940130308

  • 発売日

    2014年09月20日発売

  • 同梱品

    スタートアップマニュアル
    ※別途オプション品をご購入ください。

  • 最終受注受付日

    2020年03月23日(月)

  • 最終出荷日

    2020年06月29日(月)

モバイルルータ機能をリナックスのアプリケーションとして提供し、Java、C言語でユーザーアプリケーションの開発が可能なIoT/M2Mリナックスマイクロサーバです。

製品特長

KDDI LTE網に対応

最大75Mbpsの高速通信を実現。OTA(Over The Air)機能による開通管理も可能で、外付けSIMカードにも対応しました。

長期安定運用が可能

無人環境においても長期間での安定した運用を可能にするため、これまでの「Rooster」で実績のある各種電源制御機能をGXにも搭載しました。メインCPUとサブCPUの連動により、不測の事態が発生した場合においても復旧し易い仕組みとなっており、メンテナンスフリーを実現します。

データロガーとLTE通信機器が一体

これまで独立して利用されてきたデータロガーとLTE通信機の両方の機能を備えることにより、GX1台で運用可能となりました。スペースやケーブルを最小限に抑え、省電力、コストダウンの効果が得られます。

スリープモード

データを受信しない間、メインCPUをスリープ状態にすることが出来ます。
スケジュールによるスリープモード切り替えを行うこともできます。

モバイルルータ機能/ルータ機能

実績のあるモバイルルータ機能をリナックスのアプリケーションとして提供します。ハードウェア処理によるVPN(IPsec)も搭載しています。

超小型

豊富なインターフェイスを持ち、LTEモジュールを搭載していながら、コンパクトサイズを実現しました。

優れた耐環境性

保証温度範囲は-20~50℃と厳しい環境下でも動作保証いたします。

各種センサ搭載

温度センサ、電圧センサ、瞬停検知機能を搭載しております。

ソフトウェアのカスタマイズ性/受託開発

開発環境としてSDKを使用しており、ユーザーアプリケーションの開発が可能です。また、弊社でもソフトウェアの受託開発も承ります。

Java言語でユーザープログラミングが可能

「Oracle Java SE Embedded 8 Compact Profiles」が標準で搭載されており、Javaによるアプリケーション開発が可能です。
オラクルのソリューションモデル「Device to Device」での利用ができます。

仕様一覧

※1
ノイズを印加し続けた際の動作を保証するものではございません。
※2
LTEモジュールボード無しのモデルもございます。
※3
理論値です。
インターフェース LANポート 100BASE-T/10BASE-T×2ポート(MDI/MDI-X 自動判別)
USB USB2.0/HOST機能対応×1ポート
RS-232Cポート D-Sub9PIN(オス)×2ポート
アンテナコネクタ SMA×2
microSDコネクタ microSD×1ポート
RFインターフェース(※2)
(LTEモジュールボート搭載機種のみ)
無線周波数 800MHz
アクセス方式 LTE/FDD SC-FDMA(上り)OFDMA(下り)
搭載モジュール 京セラ「KYM11」
データ通信速度(※3) 上り:最大25Mbps
下り:最大75Mbps
DTE部仕様 シリアル規格 RS-232C
通信方式 全二重・調歩同期方式
データ転送 1200/2400/4800/9600/19200/38400/57600/115200
フロー制御 ハードウェア/Xon・Xoff/なし
データビット 7、8 bit
パリティビット 奇数/偶数/なし
ストップビット 1、2 bit
ハードウェア構成 LED 7個
CPU メイン:Marvell Kirkwood Processor (800MHz)
サブ:Renesas R5F100 (32MHz)
メインメモリ 256MB(DDR2)
フラッシュメモリ SPI NOR Flash:4MB
NAND Flash:128MB
DIPスイッチ 4ビット1個
Pushスイッチ 1個
電源 入力電圧 12.0V~20.0V
消費電力 39.6W(最大)/5.6W(平均)
参考 12V/3A
リップル 100mVp-p以下
コネクタ SMK LGP6531-1000F、SMK LGP6531-1000F
電源仕様 入力定格 12V±5%/3.0A
環境条件 動作温度 -20~50℃
動作湿度 0~85% (結露無きこと)
保存温度 -20~70℃
保存湿度 0~85% (結露無きこと)
耐ノイズ性
DCラインノイズ(※1)
±1000V パルス幅 100ns/1000ns
ノイズシミュレータによる
耐静電気性(※1)
直接放電
気中放電
±8KV(LANコネクタ外周部に印加)
±8KV(LANコネクタ外周部に印加)
(アンテナコネクタを除く)
重量 約440g (本体のみ)
外形寸法 35(H)×92(D)×117(W) 単位mm
(突起部、取付け金具除く)

基本ソフト
OS Linux 2.6.31
実行時ライブラリ eglibc 2.11.3
起動方法 Flash ROM、NFS Root、SD
ネットワーク機能 基本プロトコル ARP、IPv4、UDP、TCP
ネットワーク接続プロトコル IPCP(IPv4)、PPP(IPv4)、PPPoE
認証方式 PAP、CHAP
動的IPアドレス DHCPクライアント、DHCPサーバー
ドメイン名解決 DNSクライアント、DNSリレー
ルーティング IPv4 スタティックルーティング
アドレス変換/ポート変換 NAT/NAPT(送信元、送信先)
時刻同期 NTP(クライアント)
セキュリティ パケットフィルタ(INPUT、FORWARD、OUTPUT)
VPN IPsec
運用管理 設定手段 Linuxログイン(シェル)、SSH(セキュアシェル)
ファームウェア更新 tftp、firmコマンド
ログ監視 SYSLOGによる監視(本体Flash ROM保存、転送)
ケース内温度監視 SYSLOG出力(異常・警報発生・解除時)
入力電源電圧監視 SYSLOG出力(異常・警報発生・解除時)
電源断検知(瞬断) SYSLOG出力(電源断検知時)
ウォッチドック ハードウェア(メインCPU、サブCPU、外部チップ)
ソフトウェア
電力モード 通常運用モード Linuxが常に起動
省電力モード RS-232CのDSR信号によって通常運用モード・省電力モードの制御が可能。また、設定されたスケジュールにそって制御することも可能
開発キット(SDK) gcc-4.4.5、binutils-2.20.1