業績ハイライトhighlight
業績報告report
連結売上高につきましては、前期と比較してモバイルデータソリューション事業及びエンターテインメント関連事業において受注が堅調に推移したことにより、全体の売上高は、374億49百万円(前期比0.7%増)となりました。
当社グループが生み出す付加価値を示す売上総利益につきましては、世界的なインフレ等の影響により、255億37百万円(前期比3.0%減)となり、売上総利益率は68.2%(前期比2.6pt減)となりました。
財務諸表
損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書について、データ・グラフを掲載しております。
連結損益計算書
連結貸借対照表
資産の部
(百万円)
前期末 (2022年3月31日現在) | 当期末 (2023年3月31日現在) | |
---|---|---|
流動資産 |
72,465 |
23,835 |
固定資産 |
9,623 |
17,922 |
資産合計 |
82,088 |
41,758 |
負債の部
(百万円)
前期末 (2022年3月31日現在) | 当期末 (2023年3月31日現在) | |
---|---|---|
流動負債 |
38,961 |
4,025 |
固定負債 |
16,086 |
2,720 |
負債合計 |
55,047 |
6,744 |
純資産の部
(百万円)
前期末 (2022年3月31日現在) | 当期末 (2023年3月31日現在) | |
---|---|---|
株主資本 |
23,865 |
33,374 |
その他の包括利益累計額 |
512 |
1,534 |
新株予約権 |
2,662 |
78 |
非支配株主持分 |
- |
27 |
純資産合計 |
27,040 |
35,014 |
負債純資産合計 |
82,088 |
41,0758 |
連結キャッシュフロー計算書
(百万円)
前期末 (2022年3月31日現在) | 当期末 (2023年3月31日現在) | |
---|---|---|
営業活動によるキャッシュ・フロー |
3,632 |
△13,519 |
投資活動によるキャッシュ・フロー |
4,020 |
△25,131 |
財務活動によるキャッシュ・フロー |
△3,036 |
25,574 |
現金および現金同等物に係る換算差額 |
1,708 |
903 |
現金および現金同等物の期首残高 |
21,113 |
27,438 |
連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額 |
- |
△12,332 |
現金および現金同等物の期末残高 |
27,438 |
2,934 |
セグメントの状況
各セグメント毎の業績について、データ・グラフを掲載しております。
情報通信関連
モバイルデータソリューション事業
主要な製品・サービスは、犯罪捜査機関等向け(デジタル・インテリジェンス事業)に販売するモバイルデータトランスファー機器及び関連サービスです。
当期は、モバイルフォレンジック機器及びその関連サービスの受注が堅調に推移し、デジタルフォレンジック製品の販売が前期に比べ増加しましたが、Cellebrite社が当第4四半期から連結除外になったため、収益が最も多い第4四半期の売上が当連結会計年度に含まれなくなったことにより、減収減益となりました。
エンターテインメント関連事業
エンターテインメント関連事業
主要な製品は、遊技機メーカーに販売する制御基板等の遊技機部品と、ゲームコンテンツ配信サービスです。
当期は、遊技機関連事業では、半導体不足などによる部品・部材の高騰により原価高となるも、受託開発、新製品の受注が増加したことにより増収減益に、ゲームコンテンツ事業では、既存タイトルの成長鈍化、新規タイトルへの開発投資のため、減収減益となり、セグメント全体では、増収減益となりました。
新規IT関連事業
新規IT関連事業
主要な製品・サービスは、M2M 通信機器及びIoTソリューション並びにAR関連のサービスです。
当期は、M2M事業では、部品調達難による出荷数量の減少に加えて原材料高騰の影響により、減収減益となりました。