株主・投資家情報

Investor Relations

社長メッセージmessage

新分野に挑戦するマインドを活性化させ、更なる付加価値の創出をめざす message

事業構造改革により利益体質へ転換

代表挨拶

第52期は、コロナ禍で引き続き多くの活動が制限され、また地政学的リスクが世界経済に深刻な影響を広げるなかでスタートした一年でした。
9月に連結子会社Cellebrtie社が持分法適用会社となり、12月にはマレーシアのEKtech Holdings Sdn.Bhd.を100%子会社化するなど、ASEAN地域での事業基盤確保を目指し、大きく踏み出すと同時に、2022-2024新中期経営計画における初年度目標を概ね達成、黒字を継続させてV字回復を確たる軌道に乗せた一年となりました。

情報通信とデジタル技術で続けるチャレンジ

事業面では、まずモバイルデータソリューション事業において、法執行機関や官公庁などとの、長年に渡り培ってきた信用力、よりインテリジェントなデータ関連商材など新分野への挑戦気運を捉え、事業部名をグローバルデータインテリジェンスへと名称変更しました。
世界的に広がるサイバー犯罪の予防に向けて、情報セキュリティ分野での新商材創出を加速化させてまいります。
また人口知能、スマートファクトリ、ヘルスケアなど新領域での事業開発を目指し、マーケティング部と技術開発部を統合した研究開発部を発足させ、サン電子製品のベースとなる技術の開発を強化してまいります。
M2M/IoT領域で独自の製品開発を進めている新規IT関連事業では、EKTech Holdings Sdn.Bhd.の子会社化により当グループ各社の強みを融合させ、新たなIoT商品群の高機能化・差別化を推進し、国内のみならず、ASEAN地域へ事業を展開する第一歩としたいと考えています。

日々の生活に楽しさ・豊かさを

1971年の創業以来、面々と受け継がれてきたサン電子の技術力は、エンターテインメント関連事業の歴史と共にあります。
レジャーの多様化やパチンコホールの減少など大きな変化の中でも、お客様との信頼関係のもと、業績の更なる向上を目指し、新たな挑戦を続けています。
またゲームコンテンツ事業においてもレトロゲームの復活を足掛かりに、複数タイトルのリリースを目指してまいります。

更なる付加価値の創出を目指す

前期に引き続き、財務基盤の強化や事業構造改革を進めた結果、第52期においても、株主の皆様へ配当還元を実施することができました。
今後も国内外の経済情勢や気候変動など世界規模で広がる様々なリスクを見極めつつ、バランスのとれた資本配分や関連事業へのM&Aの推進、人的資源への投資を推し進め、企業価値の最大化を図るとともに、株主の皆様への利益還元を重視してまいります。

株主の皆様におかれましては、引き続きご支援・ご鞭撻を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長

  • Ryusuke Utumi

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